フロアレステント啓蒙。
こんにちは。キャンプギアライフのギンジロウです。
ギンジロウは基本的にフロアレステントが好きです(告白)
フロアレス。そう、フロアがレスなのです。
寝転がったらそこは大地です。
基本的に世の中のテントは大体自立するフロア付きのテントですよね?
コールマンとかスノーピークの、全室があったりして。
確かに自立する床付きダブルウォールテントは素晴らしい。
地面も選ばないし結露もしない。
ただ、一回はフロアレスの良さを体験してほしい!
なのでちょっと今回はフロアレステントの啓蒙をしてみようかと思います。
さあ!みんなでフロアレステントの世界へ!!
- さあ!みんなでフロアレステントの世界へ!!
- 良い所その1、目立つ。
- 良い所その2、圧倒的軽さ!
- 良い所その3、設営早い。
- 良い所その4、床が無いので出入りが楽!靴の脱ぎ履き不要!
- 良い所その5、床が痛まない。
- 良い所その6、薪ストのインストールが楽。
- デメリットその1、雨対策は必要。
- デメリットその2、ペグが刺さらないとそもそも設営できないよ。
- デメリットその3、虫の襲来は完全には防げないよ。
- デメリットその4、結露がスゴイよ。
良い所その1、目立つ。
フロアレステントってこんな形。
こんなヤツです。基本的にはワンポールのティピー型か、ポール2本使ったタイプが主流。
自分のはSeekoutsideのCimarron/シマロンっていうモデルです。ワンポール。
テントって、ある種自分の家みたいな所あるじゃないですか。
だったら格好良い方がいい。
そこでワンポールテント!
あんまり被らないので、サイトで目立つこと間違い無し!
※主観です。
良い所その2、圧倒的軽さ!
4人用テントが片手で楽々!
床が無い分軽い!
さらにそもそも床が無いので床を保護する分厚いグランドシートも不要!!
軽い方が良い、これはソロでもファミリーでも共通なはず。
軽いは正義だ!
良い所その3、設営早い。
ペグ打って。
ポール入れて立ち上げて。
完成。10分余裕まである。
せっかく遊びに来たのにテントの設営に1時間とかイヤじゃないですか。
通常のテントだと、
グランドシート敷いて〜
ポールを組み立てて〜
グロメットに接続して〜
更にペグ打って〜と。
久々のキャンプだと何処にどのポールを通すのか忘れてたり。
しかし!フロアレスのワンポールテントなら!
ペグ打って終了!!圧倒的!
彼女だったり家族の(こいつテント建てんの遅いな。。)的な無言のプレッシャーも回避可能。
設営が早いって事は後片付けも早いって事ですからね。
時間的にゆとりがあると、心に余裕ができます。
節約した時間で他の遊びをしましょう。
良い所その4、床が無いので出入りが楽!靴の脱ぎ履き不要!
テントって基本ちょっと出入り口が低い事が多いじゃないですか?
そんで入る時に腰を屈めて脱いだり履いたり。これが結構疲れる。
でもフロアレスなら欧米スタイル!
靴のままイン&アウト!
ブーツでも余裕。
腰痛にサヨナラだ!!
良い所その5、床が痛まない。
フロア付きテントの場合、床に穴空が開きそうなのがちょっと気になります。
なのでグランドシートをひいて、尖った石とががあったら取り除いて。
それでも河原の側のテントサイトとかだと石だらけで完全に保護するのは難しい。
子供とか友人に「床気をつけて〜」とか「靴で上がらないで〜、床に穴開けないようにね〜」とか、配慮を促すのが面倒くさい。
せっかく遊びに来てるんだから目くじら立てたくないし、大らかに過ごしてほしい。
でも高いテントに穴が開くのはイヤだ!
それが!フロアレスなら!
汁をこぼしても!
薪スト燃やしても!
テント内で炒め物しても!(自己責任)
全然大丈夫!!!
遊びに集中出来る喜び。
テントってキャンプ道具の中では高い部類ですよね。
傷むリスク自体を排除できれば長く大事に使えるはず!
良い所その6、薪ストのインストールが楽。
真っ直ぐ上に突き出すだけ笑
床の熱対策も楽。床が無いから!
SeekoutsideのCimarron/シマロンは初めからポートも空いてます!完璧!
通常のテントだと、一回横に煙突伸ばしてから幕避けして更にL字の煙突でまた上に..
とか結構大変なのと、その煙突自体が結構嵩張ります。
せっかく小さい薪ストーブを買ってもその何倍も煙突が必要だったりします。
フロアレスは良い所ばかりじゃ無いよ。
そう、啓蒙するからにはデメリットも伝える必要があります。
デメリットその1、雨対策は必要。
床が無いので雨が降ったらアウトです笑
対策としては
- 立ち上がりがあるシートを敷く
- 高い土地に設営する
- 可能ならテント周りに溝を掘る
- コットを使う
このへんですね。
なんにしても対策は必要。
デメリットその2、ペグが刺さらないとそもそも設営できないよ。
ティピー型のテントの大半はペグとのテンションで建ってるので、地面がコンクリとかだと当然設営できません。
また、テントサイトによってはアホみたいに地面が硬い場合があります。
事前にコンディションを確認した上で、地面に合ったペグを用意しましょう。
デメリットその3、虫の襲来は完全には防げないよ。
床がないので当然ではある笑
正直活動中は基本どんなテントでもオープンで過ごすので、問題になるのは就寝中かなと思います。
少人数なら寝る時にポップアップ式の蚊帳使うのがオススメ。
デメリットその4、結露がスゴイよ。
ダブルウォールのテントだとアウターは結露が発生するがインナーは無事だったりする。
しかしフロアレステントは基本シングルウォール。結露はスゴイ笑
もうしょうがないので、
- こまめに拭く
- 濡らしちゃマズイ物はしまう
特にダウン系の衣類や寝袋は濡れると保温性が一気に無くなるので注意!
さて、どうでしょう、フロアレスのテントに興味が出てきましたか?
正直デメリットもそこそこありますが笑、通常のテントに無い魅力が沢山あると思います。
構造的にロースタイルになるので、より近くに自然を感じる事が出来たり、地形を考えて設営を工夫したり、アウトドア遊びの魅力を体感しやすいテントです。
もし次にテントを選ぶ時の選択肢に入れてみて下さい^^
それでは、良いアウトドアライフを!
ツーポールだとこれがオススメ。
実は持ってる。